◇映画の躍動感
・その広いスクリーンを”ダイナミイクの画像が動き”,それを視線が一体になって動く事により,
躍動感や臨場感が得られます。これがまさに劇場の興奮なのです。
・100インチを超える大画面は特にその効果が表れます。
◇臨場サウンド
・音質としては,映像の躍動感に対応した”ダイナミックな臨場サウンド”が求められます。
・従って,サラウンド効果や重量感のあるサウンドがその映像と合体して始めて,
”最高の劇場”となります。
◇シアタールーム
・シアタールームの条件としては,まず”クリアな大画面を演出する遮光”が必要である。
・次に大音響やサラウンドを実現する”遮音”と”音響”が求められる。
・上記を備えたシアタールームがあれば最高であり,映像とサウンドの各コンポーネントの環境条件が整い,
そのトータルシステムが最高の機能を発揮するのである。
◇映像方式
・ホームシアターとしての映像方式としては下記があるが,
劇場の臨場感を味わうには”スクリーン方式”
が最も優れている。
映像方式 | 概要 | 特長 | |||
---|---|---|---|---|---|
スクリーン方式 | スクリーンとプロジェクタの組合せ | 本格的シアター向き 80インチ以上で臨場感を発揮 | |||
薄型大画面TV方式 | プロジェクションTV(〜60インチ), プラズマTV(〜50インチ), 液晶TV(〜30インチ) | TV単体で映像が見れる 小型で設置が簡単 劇場の臨場感は少ない |
◇サラウンド方式
・ホームシアターとしてのサラウンドには下記があるが,
現在の主流は5.1chであるが,
最近は”次世代サラウンドの7.1ch”が注目されている。
チャンネル数 | スピーカー構成 | 特長 | |||
---|---|---|---|---|---|
7.1ch | フロントSP(左・右),センターSP,サイドSP(左・右) リアSP(左・右),サブウーハー | 次世代のサラウンド | |||
5.1ch | フロントSP(左・右),センターSP, リアSP(左・右),サブウーハー | 現サラウンドの主流 ソフトも圧倒的に多い。 | |||
注)2ch | フロントSP(左),フロントSP(右) | 注)サラウンド効果はない (ステレオ音楽再生用) |
☆私が計画および投資したホームシアターの”こだわりのコンセプト”を紹介します。
各コンポーネントの選定には専門家の意見をも聞き,満足する結果を得ています。
☆シアタールームの構成はオーディオシステムとは全く独立させ,
シアター専用システムにしました。
再生ソフトも,パソコン作成の動画やプレゼンもこのシアターで再生させます。
☆各コンポーネントの決定には,雑誌の評価,専門家の意見の他に実際にチェックして行いました。
☆スーパーオーディオルームの特性の,遮音特性:52dB,音響特性である残響時間:0.47s
という環境の中で,
各音響機器がその性能を充分に発揮して,素晴らしいシアターサラウンドにしています。
☆メインであるプロジェクタには,ハイエンドモデルのSony液晶プロジェクター
”VPL-VW12HT”にしました。
劇場の雰囲気を再現する大画面には,キクチ社の”電動式120インチスクリーン”
との組合せにしています。